更新 : 2017/08/08
公開 : 2006/09/20
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▲ 200系の車内
 日光線系統の特急用車両 100系(スペーシア)の導入により引退した1700・1720系の一部の機器類を流用して、1991(平成3)年に登場した伊勢崎線系統の特急用車両です。車体は普通鋼製で、スピード感あふれる前面スタイルとなっています。配色はホワイトを基調に1800型で親しまれてきたローズレッドのライン、広幅の窓にブラックのラインを配した鮮やかなデザインとなりました。モハ200- 4形の伊勢崎寄りには、車両検査の際に4両と2両に分割できるように簡易運転台が設けられています。1998(平成10)年には、車体関係および主要機器関係などすべて新製品で構成された 250系が6両固定1編成が増備されています。
 客室はホワイトを基調として、カーテンや座席の色はローズ系で統一されています。座席は回転式リクライニングシートで、シートピッチは1800型よりも25mm広い 985mmに拡大されました。各車両の客室妻面にはLED式の室内情報装置が設置され、3号車にはカード式公衆電話、1・3・6号車には化粧室と清涼飲料水の自動販売機が設けられています。
200系
スピード感あふれる前面スタイルの200系
撮影地 : 東武桐生線
撮影者 : 東武電車フォーラム
200系(201〜206編成/6両固定)
 1991(平成 3)年、日光線用の特急用車両 100系の導入に伴い、引退することになった1700・1720系の一部の機器が流用されています。客室関係では、座席の形状が編成によって異なっており、 201・ 202編成は新製のフリーストップ式回転リクライニングシート(背面ポケットは網式)、 203〜 206編成までは1700・1720系から流用した3段式回転リクライニングシートとなっています。
 200系に流用された機器類は台車と主電動機・駆動装置ですが、台車は軸箱を変更するなどの改良が加えられています。性能はオールM方式の6両固定で、制御装置には東武初の添加励磁界磁制御方式が採用されています。
マイナーチェンジされた200系
撮影地 : 東武桐生線
撮影者 : 東武電車フォーラム
200系(207〜209編成/6両固定)
 1997(平成 9)年に登場した 207編成からは、マイナーチェンジが図られています。車体関係については、前照灯がHID(高輝度放電式)ライトとなり、尾灯の位置が外側に変更されています。また、側面の種別行先表示装置がLEDに変更されて、各車両連結面間に転落防止ほろを設置したほか、乗務員室の側扉の下部に取ってが追加されました。現在は 207編成だけ前照灯の形状が異なっています。
屋根は、パンタグラフがシングルアーム化されたほか、列車無線アンテナがL字形に変更されています。
 客室関係では、3号車となるモハ200- 4形に車椅子スペースが設置されました。これにあわせてデッキや側扉の幅が拡大されたほか、トイレも車椅子対応となり押しボタン式の自動扉に変更されています。腰掛は新製のフリーストップ式回転リクライニングシートですが、背面ポケットが2本のバンド式に変更されています。
 機器関係は 200系に準じていますが、補助電源装置(SVI)が140kVAから190kVAにアップされたほか、電動空気圧縮機(CP)が直流方式から交流方式に変更されています。
製造後の変更点
 201〜 206編成のモハ200- 4形にも、車椅子スペースが設置されました。このため、デッキや側扉の幅が拡大されたほか、トイレも車椅子対応となり押しボタン式の自動扉に変更されています。また、 201〜 206編成の列車無線アンテナもL字形に変更されました。
250系
パンタグラフの配置で識別できる250系
撮影地 : 東武桐生線
撮影者 : 東武電車フォーラム
250系(251編成/6両固定)
 1998(平成10)年に登場した増備車で、車体関係および主要機器関係などすべて新製品で構成されていることから、新形式の 250系として区別されています。
 車体関係はマイナーチェンジされた 207〜 209編成に準じていますが、乗務員室の側扉の下部にドアノブが追加されています。また、制御方式の変更により編成のMT比が6Mから3T3Mとなった関係で、パンタグラフの配置が異なっています。
機械関係は 30000型に準じており、制御装置はVVVFインバータ制御、補助電源装置はIGBT式の静止形インバータ装置が採用されています。台車はモノリンク軸箱支持方式のボルスタレス空気バネ台車を採用するとともに、高速運転時のヨーイング(横方向への振動)対策としてヨーダンパが設置されました。このほか、ブレーキ装置なども変更されています。
200・250系・編成表 [2017(平成29)年4月1日現在]
200系  54両
← 浅草
モハ200-1 モハ200-2 モハ200-3 モハ200-4 モハ200-5 モハ200-6
[201F] 201-1 201-2 201-3 201-4 201-5 201-6
[202F] 202-1 202-2 202-3 202-4 202-5 202-6
[203F] 203-1 203-2 203-3 203-4 203-5 203-6
[204F] 204-1 204-2 204-3 204-4 204-5 204-6
[205F] 205-1 205-2 205-3 205-4 205-5 205-6
[206F] 206-1 206-2 206-3 206-4 206-5 206-6
台鉄との友好協定締結を記念して「普悠瑪」塗色に変更
モハ200-1 モハ200-2 モハ200-3 モハ200-4 モハ200-5 モハ200-6
[208F] 208-1 208-2 208-3 208-4 208-5 208-6
モハ200-1 モハ200-2 モハ200-3 モハ200-4 モハ200-5 モハ200-6
[207F] 207-1 207-2 207-3 207-4 207-5 207-6
[209F] 209-1 209-2 209-3 209-4 209-5 209-6
250系   6両
← 浅草
クハ250-1 モハ250-2 モハ250-3 サハ250-4 モハ250-5 クハ250-6
[251F] 251-1 251-2 251-3 251-4 251-5 251-6
主な運用区間
東武伊勢崎線 : 浅草〜伊勢崎間
東武佐野線 : 館林〜葛生間
東武桐生線 : 太田〜赤城間
 現在は 200系と 250系を含めて 6両固定10編成が、東武伊勢崎線の南栗橋車両管区・館林出張所に在籍しており、特急「りょうもう」号として活躍しています。運用区間は、浅草−赤城間の特急「りょうもう」号の運用が中心で、葛生・太田・伊勢崎発着も設定されています。多客期には臨時列車も運転されており、帰省・観光輸送にも活躍しています。
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